「うんこプログラミング道場」に可能性があるか、実際書いて確かめてみた

日中あまりに能率が上がらなくて↓こんなくだらないもの書いて遊んでいたんだけど。

一時期「○んこ漢字ドリル」が流行ったみたいに一見難しそうな題材、それこそプログラミングにうんこを交えた教材ができたら売れるんじゃね?と冗談交じりに考えたことがあって。

(たとえばfor文を覚えたらいちいちキーボード打たなくてもターミナルを一瞬でうんこまみれにできるよ!みたいなアプローチ)

で、小学校高学年くらいの子を対象に実際に書いてみたらどうなるんだ?と思ってやってみたら執筆中はめちゃくちゃハイになったのに見直してみたらクソ以外の何物にもならなかったので、供養のために載せてみる。

内容的にはPythonのごくごく最初に勉強することなので、頑張って読む価値は特にないです。

Hello, Unko!

プログラミングを始めるときには、ふつう'Hello,World!'という文字を画面に出すところから始めます。

ですが、クールなみなさんはもっとクールな言葉から始めるべきです。

print('Hello, 💩!')

printは()の中のものを出力(画面で見えるようにする)する命令です。

Hello,💩!の前後についている'記号(シングルクォーテーション)は「最初の'から最後の'の間のものを文字としてあつかう」という意味です。

なのでこのプログラムは「Hello,💩!という文字を画面に出して!」という内容になります。

プログラミングを覚えると、うんこを出すより簡単に文字が出せるんですね。

いろいろな型(かた)

プログラムでは文字を出す以外にも、数字を使ったり計算をしたりすることが出来ます。

たとえば次はこのようなプログラムを書いてみましょう。

print(2 + 3)

実行結果に「5」と表示されましたか?

また、プログラムでは、足し算以外にもさまざまな計算をすることができます。

print(5 - 3) # 2
print(5 * 3) # 15 *はかけ算の×と同じ
print(6 / 3) # 2 /はわり算の÷と同じ
print(5 % 2) # 1 5÷2のあまり

ところで、最初に書いた'Hello,💩!'のときとちがって、"'"の記号はどこにも使っていないことに気が付きましたか?

"'"は中のものを「文字として」(正確には「文字列」として)扱うためのものでしたが、数字や計算をするときには不要になるのです。

ためしに、計算で使っていたプログラムを少し書きかえてみましょう。

print('2 + 3')

こんどは「5」ではなく「2 + 3」がそのまま画面に表示されましたね。これは「2 + 3」を計算式ではなく、文字列として扱っているからです。

「型」がちがうとどうなるの?

型がちがうもの同士をあつかうときには注意が必要です。たとえば、下のように文字列の'2'と数字の3をそのまま足し算しようとするとどうなるでしょうか?

print('2' + 3)

エラーになってしまいました。では今度は、どちらも文字列にして足してやるとどうなるでしょうか?

print('2' + '3')

なんと、23という結果になりました。Pythonでは、文字列同士を足してやると前の文字列のおしりに後ろの文字列がくっついて表示されるのです。

さて、計算式ばかりを見てきてそろそろ眠くなってきました。ではここはためしに、文字列と数字を掛け算したらどうなるかを見てみましょう。

print('💩' * 10)

見事に💩が10個表示されました!Pythonには文字列と数字とをかけると、文字列がかけた数のぶん連続して表示される機能があるのです。

ここからが本番です。

これさえ覚えればいつでも好きなときに画面を💩まみれにすることができるようになりました。

次回からはうんこをより便利に扱うための方法を、ふんだんにあつかっていきましょう。

..続くんかい。